新卒入社5か月未満で休職し退職した人のブログ

思ったことや感じたことを発信していきます。

休職するまでのこと①

休職するまでのことについてお話したいと思います。

地方で専門学生だった私は、医療事務を目指して資格勉強に励んでいました。
そして、無事取りたかった資格(診療情報管理士)に合格することができました!

就職活動は2社受けまして、1社落ちてしまいました。(就職を機に上京)
内定が決まった職場が今休職しているところになります。

地方公務員扱いで総合病院で働いていました。
(まさか自分が採用されると思っていなかったのでびっくりしました)

入社前説明会でびっくりしたことが、同じ部署に配属される同期がいなかったこと。

慣れない環境で、慣れない人たちの中、人見知りな私はすでに不安でいっぱいでした。
しかし、研修中に薬剤部の方と仲良くなり連絡先を交換し、プライベートで一度遊ぶことができました!

研修が終わり、本業務に携わっていく中で、職場の人間関係は問題なかったのですが、
業務量が多いなと感じたことと、職場の皆さんがほとんど毎日定時上がりしていないことに気づきました。

業務量に関しては、新人なので覚えることはたくさんあるので仕方ないのかなと思っていました。

実践しないと覚えないと思っていたので、4月後半からは残業をしていました。(業務が終わらないため)
上司には、「まだ月曜だけど大丈夫?」とか「明日手伝うから今日は帰りな」と言われていました。

個人情報を取り扱う仕事なので持ち帰って作業することはできません。
当日終わらなかった業務が、次の日の朝にドーンと来るのが怖かったです。

時間に追われる業務なので、早く処理をしなければいけません。
しかし、不慣れな私はまだまだペースが遅くてなかなか時間内に終わりませんでした。
先輩方に声をかけていただいたり、自らお願いしたりして朝の業務をこなしていました。

デスクワークが主な仕事なのですが、電話対応もしなければいけません。
外線と内線からかかってくるので電話も結構かかってきます。
新人なので多く出なければいけない、慣れるためには仕方ないと思って、メモをとりつつ分からないことは先輩に聞き、
時間はかかってしまいましたが何とかやっていました。

先輩から後々聞かされたことが、「クレーム対応があるよ。でも最初は男性職員と一緒だから大丈夫だよ」
というものでした。

私はもともとなのか、怒られることが苦手で、こんな業務があることを把握していなかったためドキドキしてました。
でも、男性職員と一緒なら少し安心できると思って必死に電話に出続けました。

電話を取り始めて1週間ほどたった時、初めてクレームを受けました。
電話交換士の方から「意見です」と言われました。

私は『意見て何だろう?』と初めて聞く言葉に疑問を感じていましたが、私が出てしまったので
とりあえず繋いでもらいました。


『お電話代わりました。〇〇です』といった瞬間に、怒号のような罵声のようなとても激怒している高齢男性の声が
私の耳に響きました。

私は突然のことで驚き、受話器を持つ手がかなり震えました。しかし、仕事なのでメモをとならければと、
受話器を耳にあてて、訴えを傾聴しました。
怒鳴っているということと、高齢男性だったので聞き取りにくかったこともありましたが、相手が伝えたいことを必死にメモしました。

恐らく40分くらい?だったかと思います。繰り返し同じことを言われ、どうやって電話を終わらせるか考えていたら、
相手の方から勝手に切れてしまいました。
その後、折り返しもなかったのでこの件はこれで終わりになりました。

電話が切れた後、上司に何があったかを報告するとき、私の声は震えていました。
同時に、涙が溢れて泊まりませんでした。
男性職員と一緒に対応するはずだったのですが、電話を替わる隙が無かったので一人で対応していました。

その後、事実確認のため男性職員と一緒に現場に行きました。
その時も涙が止まりませんでした。

男性職員も「なかなか通常業務がうまく進まないよね」と言っていました。
クレームが多いい病院なんだなと思って、過去のクレーム履歴を見たところ、ほぼ毎日のようにクレームが来ていることがわかりました。

私は、もう電話に出るのが怖くなってしまい、『次もまたクレームで怒鳴られたらどうしよう』とずっと焦っていました。

電話が鳴るたびにびくびくして、通常業務に集中することができなくなりました。
朝、仕事に行きたくないと思うようになり、通勤途中で吐き気と腹痛が襲い、わざと遠回りして職場に行っていました。

だんだん集中力も低下してきて、ぼーっとすることが増えました。そうなると業務が進まず残業する日々が続きます。
残業の時間になれば電話もなることがないし、そっちの方が集中して仕事に取り組めていたので遅くまで残ってしまいました。

6月になり、ベテランの方が退職しました。私もその人と一緒に業務をやっていたものがあったので一気に私に業務が振られることになり、
通常業務も慣れていない中、一気に仕事量が増えました。

残業、残業の毎日で、先輩方にも手伝っていただいておりましたが、なかなか終わることができず一人で残っていた日もありました。

そのころからか、不眠になり、突然高熱を出すようになって会社を休むことが多くなりました。


長くなってしまったので、今回はこの辺にしておきます。